世界各国の工商協会に対話と協議の場を提供し、貿易摩擦を減らすことを目的とする第４回世界工商協会フォーラムが29日、北京で開かれました。今回のフォーラムのテーマは「信頼協力、共栄互恵」です。

　中国工業経済連合会の李毅中会長はメインフォーラムでの基調講演で、「中国経済は基本的に良好で、新しい段階的特徴を見せている。工業は今後も長い間にわたって中国の経済成長をけん引する主な原動力ではあるが、今、その転換とステップアップする上での歴史的な正念場に差し掛かっている。中国の工業成長のスピードが緩やかになったのは、発展モデルの転換と産業構造を行っていく上での正しい選択の結果だ。品質を高め、効率を上げることは、中国の必然の選択と発展方針だ」と話しました。

　李会長はさらに、各国の工商界が提携し、ウィンウィンのグローバルなバリューチェーンの構築に力を発揮していくよう呼びかけています（Yan、高橋） 暮らし・経済へ