ワシントン訪問中の劉延東副首相は、現地時間の20日、アメリカのクリントン前国務長官と、児童の潜在的能力を見つけ出し、その能力を向上させることを趣旨とした中米両国児童早期教育に関する戦略対話の開幕式に出席しました。席上、劉副首相は「中国は、この事業を優先的な戦略として取扱い、特に貧困層にある子供たち未来を保障していくことに努める」と述べました。

　劉副首相はまた、「中国は、各国のこの分野の経験を進んで学び、中国の国情に適した発展の道を探り、貧困層にある子供たちを貧困から抜け出させ、未来に必要な人材を育てていくため努力していく。現在、中国では18歳以下の少年と児童の数は3億1000万いる。中国政府はまもなく『国家貧困地域児童発展計画』を交付するが、その目的は児童を保護できる安全システムを構築していくことだ」と述べました。（任春生）国際・交流へ