中米司法人権シンポジウムは中国人権発展基金会とアメリカ米中関係全国委員会が共同で主催するもので、2009年から5回目となります。中米双方の代表はシンポジウムで、政府の情報公開や判例制度、刑事訴訟法、弁護士の役割など人権と密切に関係する議題をめぐって深く討論しました。また中国代表団は、中国が人権分野で収めた新たな進展や、民主法治建設の推進、司法制度改革の深化などにおける措置と成果を紹介したほか、中国の立法機関は人権保障のための法制度の制定や修正を重視しており、司法分野における人権保障を実行していくと表明しました。

　中米双方の代表はシンポジウムを通じて共通認識を拡大し、小異を残して大同を求め、互いに手本とするという目標を達成したと表明しました。（シンエン、大野）　国際・交流へ