20131107新闻第四条
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アメリカのケリー国務長官は6日、イスラエルとパレスチナを訪れ、イスラエルの大統領と首相、パレスチナ大統領とそれぞれ会談を行い、崩壊間際のパレスチナとイスラエルの和平交渉を挽回しようとしています。
関係筋によりますと、新しいラウンドの和平交渉は15回に及ぶ秘密会談の後、破綻の危機に直面しています。今回の和平交渉は秘密裏に開催されたことから、その具体的な内容が明らかにされていません。消息筋によりますと、ヨルダン国境の治安問題とユダヤ人の入植地問題をめぐってパレスチナとイスラエルの間で大きな見解の不一致があったということです。
イスラエルのネタニヤフ首相は「イスラエル側はパレスチナ人の囚人104人を釈放することに同意したが、入植地問題においてはさらに譲歩することはない」との立場を表明しました。
これに対し、ケリー報道官はその声明の中で「パレスチナ人はユダヤ人の入植地建設を不法な行為だと見ている」とした上で、アメリカ政府もユダヤ人の入植地建設は和平交渉に役立たず、合法性にも欠けているとのアメリカ政府の立場を表明しました。(hj)国際・交流へ
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