中国の習近平国家主席は2日、北京で、「21世紀理事会北京会議」の外国側代表と会談し、中国の改革開放は限りなく続くという方針を表明し、まもなく開催される中国共産党第18期中央委員会第三回全体会議で、総合的な改革案、改革深化のための全体的な措置などが打ち出されることを明らかにしました。

　習主席は「中国の経済は安定した中で成長しており、経済成長を支える内的要因は十分である」と説明し、「私たちは経済の持続的かつ健全な成長に自信を持ち、中国はいわゆる中所得の罠に陥ることはない」と述べました。また、経済成長に伴い、中国はさらに多くの国際的責任を負うことになり、国際的課題や体制改革に積極的に参与することになることを強調し、「引き続き謙虚な姿勢で、他国の進んだ理念や発展の経験を学び、他国と共生的成長の道を歩みたい」と述べました。（閣、山下）