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今回は、日本が平和条約を結んでいない国との初めての2+2協議です。一部のメディアは、今回の協議が日ロ領土問題解決のきっかけとなる、またロシアには日本との協力を強化し中国を牽制する意図があると報じています。
これに対して、中国とロシアは直ちに反論しました。中国外務省の華春瑩報道官は10月31日、「中ロの全面的戦略パートナーシップの発展は、いかなる外部勢力も妨げることはできない。一部の国がどんな目的であっても、中ロ関係に楔を打ち込むことはできない」と述べました。
10月30日、ロシア外務省のモルグロフ次官も日本メディアの報道に反論しました。モルグロフ次官は、「ロ日2+2協議の開催は日本側の提案に応じたもので、この場で東アジア情勢と朝鮮核問題を含む多くの問題について協議することを認めたが、ロシアが中国問題について日本と協議することはない」と述べ、「中国はロシアの戦略的協力パートナーであり、ロシアは、陰で中国について議論することはしない。ロシアと中国の関係を離間しようとする人にとっては、メディアで反中国のカードを出すことが利益につながるが、このような企みは実現する可能性はない」と強調しました。(任春生、大野)
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