イランのサレヒ原子力庁長官が16日IAEA(国際原子力機関)の会議で、「イラン政府はイラン核問題を解決したいという強い意志をもっており、次回の協議を楽観視している。イランはIAEAとの協力を強化したいと願っているが、原子力の平和利用という権利は放棄しない」と表明しました。
これについて、中国外務省の洪磊報道官は17日北京で、「中国は、イランが核拡散防止条約の義務を履行すべきであると同時に、原子力の平和的利用の権利を享有すべきだと一貫して主張している。当面、政治的手段によるイラン核問題の解決は新たなチャンスを迎えている。イランと6カ国が実務的な対話を強化し、互恵と共栄の解決案を見出すと共に、これが一日も早い実質的な進展を遂げ、イラン核問題の全面的で、長期的、かつ適切に解決に条件を作っていくことを希望している」と語りました。国際・交流へ
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