非政府間対話「第9回北京―東京フォーラム」が26日に、北京で開幕しました。

　フォーラムは「東アジアの平和・発展と中日両国の責任」をテーマに、中日平和友好条約の意義を再確認すべく両国の有識者が議論することになります。

　中国の中日友好協会会長の唐家セン元国務委員と日中友好協会会長の加藤紘一元衆院議員が開幕式で基調演説を行いました。中国人民大学新聞学院の趙啓正院長、国務院報道弁公室の蔡名照主任、日本の明石康元国連事務次長、木寺昌人中国駐在大使など両国の代表が開幕式に参加しました。

　中日両国の有識者約100人が26日と27日の2日間、政治、経済、メディア、安全保障の4分野で意見交換することになります。

　なお、今回のフォーラムは中国日報社（チャイナ･デイリー）と日本の特定非営利活動法人「言論NPO」が共同で主催します。