米国のルー財務長官は20日、「財政協議をめぐる最近の政治的対立により、米経済は打撃を受けているが、回復するための柔軟性を持っている」と述べました。

　これはルー財務長官がNBCのインタビュー番組で述べたものです。ルー財務長官はその中で「これまでの数週間に我々が経験した激動は経済危機ではなく、政治危機だった。債務不履行のリスクにより米国の短期国債の金利が上昇し、一部政府機関の閉鎖によって経済的損失がもたらされた。現在、これらの影響を量的に推定できないが、今後の経済データに注目が集まるだろう。政府が新たな瀬戸際政策に巻き込まれないようにすることが必要であり、再びこのような危機を起こしてはならない」と述べました。（ZHL、吉野） 　国際・交流へ