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 北京、大気汚染を環境汚染事故に

2013-10-14 14:42:19     cri    

 「北京市環境事故緊急対策案」の2013年改正版がこのほど、北京市環境保護局によって公表されました。2008年版と比べ、新版の緊急対策案では環境事故の等級分けを大幅に調整し、環境汚染によって10人以上が死亡した事件を「特別重大環境事故」にしたほか、大気汚染事故が初めて環境事故の分類要素に取り込まれました。

 2008年に発表された「北京市環境事故緊急対策案」では、事故の重さと緊急性によって、環境事故が「特別重大」(Ⅰ級)、「重大」(Ⅱ級)、「大」(Ⅲ級)、「一般」(Ⅳ級)の4級に分けられていました。

 新しい応急案では、環境汚染事故による死者がそれぞれの等級でいずれも下回っており、環境汚染で直接10人以上の死者または100人以上の中毒者が発生、または経済損失1億元以上がもたらされた事故は「特別重大環境事故」とされ、また3人以上10人以下の死亡または経済損失2000万元以上1億元以下の事件は重大事件とされています。

 さらに新版の緊急対策案では、大気汚染事故が初めて環境事故の分類要素に取り組まれ、環境事故を環境要素によって「大気環境汚染事故」、「水環境汚染事故」、「土壌環境汚染事故」、「生態環境汚染事故」、「輻射環境汚染事故」に分類しています。(玉華、大野)暮らし・経済へ

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