中国の北京市では、「北京市大気重度汚染応急対策案」を現在策定中で、今後、１日における、及び数日における重度汚染総合レベルの区分方式を実施し、大気の重度汚染警報を公布すると共に、最高警報レベルの強制的な排出削減と健康を守る呼びかけの措置を強化していく方針です。市政府はこのほど、専門会議を開き、「北京市大気重度汚染応急対策案」の策定に関する状況を聞き取りしました。

　策定中の対策案は、応急管理メカニズムを整備し、大気の重度汚染応急を市全体の応急システムに盛り込み、統一管理をします。また、警報のレベルの区分方法の科学性と規範性が高められ、１日における、及び数日重度汚染総合レベル区分方式を取り入れました。対策案は応急措置を強化し、最高警報レベルにおける強制的な排出削減と健康を守る呼びかけの措置を強化しました。このほか、大気重度汚染警報を公布するプロセスを定め、市応急委員会と指揮部が指令を公布、または解除を担当することになります。（ヒガシ）暮らし・経済へ