10月2日から8日にかけて、中国の習近平国家主席がインドネシア、マレーシアを公式訪問するほか、インドネシアのバリ島で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)第21回非公式首脳会議に出席します。中国外務省は「今回の訪問は、インドネシア、マレーシアとの関係を深化し、東南アジア諸国連合 (ASEAN)との関係推進において重要な意義がある。アジア・太平洋地域の経済発展を促し、地域内の協力推進に重要な役割を果たすだろう」としています。
29日に開かれた外務省の定例記者会見で、中国の劉振民外務次官は、「インドネシアとマレーシアは、中国の友好的な近隣であり、中国政府は、両国との関係を重視している。今回、習近平主席が初めて東南アジアを訪問する。今回の訪問はインドネシア、マレーシアとの関係を全面的に深化し、ASEANとの関係深化においても重要な意義がある」と述べました。
両国を公式訪問した後、習主席はアジア太平洋経済協力(APEC)第21回非公式首脳会議に出席します。期間中、世界の経済情勢、多国間貿易におけるAPECの役割、アジア太平洋諸国の交流と協力、持続的かつ公平的な成長などの話題について意見を述べるほか、中国が来年のAPEC首脳会議を主催する意志を伝えます。また、APEC・CEOサミットでは、中国の現在の経済情勢と改革措置を紹介し、アジア太平洋地域の発展の見通しについての考えを述べます。(イツゴウ、吉野)
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