中国外務省の洪磊報道官の13日の発表によりますと、中国の翟雋外務次官が12日北京で、シリアの「全国対話連盟」代表団と会談を行いました。翟外務次官は会談で、「シリア問題は、政治的解決が唯一の現実的な道だ。『全国対話連盟』がシリア政府と反体制派の間を取り持ち、シリアの包容的政治会話が実現可能になるよう推進していきたい」と強調しました。

　翟外務次官はまた、「中国人民はシリア人民の意志と選択を尊重する。化学兵器の使用に反対し、他国の軍事関与に反対する。ロシアがこの度打ち出した提案を支持し歓迎する」と改めて表明しました。（白昊、丹羽）国際・交流へ