主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため、ロシアを訪問している中国の習近平国家主席は5日、同国のサンクトペテルブルクでロシアのプーチン大統領と会談しました。
習主席は会談の中で、「今年3月にロシアを公式訪問してから、双方の関係部門は我々が達成した重要な共通認識を積極的に実施し、すでに16分野における50項目の協力を推進し成果を収めた」と述べました。そのうえで、「両国の首脳は双方の協力を非常に重視している。双方はエネルギーや航空などの分野における戦略的な協力プロジェクトのプロセスを加速し、引き続き軍事技術協力を推し進め、共に新しい脅威と課題に対応していきたい」と強調しました。
これに対して、プーチン大統領は「ロシアと中国の関係は急速に発展しており、両国首脳は定期的な会合を保ち、各方面の交流を密接に維持し、各分野における協力は絶えず推進されている。非常に満足している」と述べました。さらに「今日、双方は一連の協定に調印する。これらは両国間の長期的で安定した協力にとって重要な意義を持っている」と示しました。
会談後、両国首脳はエネルギー協力や航空協力、地域間協力などの協定の調印式に出席しました。(万、吉野)
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