中国全国スマート化介護専門家委員会によりますと、中国が現在、建設の準備を進めているスマート化介護実験基地は15ヶ所で、このほか全国高齢者スマート科学技術産業パークがあります。5年以内に全国にスマート化介護施設の実験基地を100ヶ所建設し、中国の国情に適したスマート化介護モデルを模索します。

　中国全国高齢者活動委員会弁公室の朱勇副主任は、「中国の介護サービスの設備はかなり立ち遅れているうえ、サービスの効率と質も低下し、介護サービスのレベル向上を妨げている。そのため、高齢者弁公室は付属の情報センターが全国にスマート化介護の実験基地を建設することを許可した。情報センターの長所を生かし、実験基地の建設によって介護サービス分野のスマート化設備の研究開発と応用を推進すると同時に、介護サービス業界の革新を推進し、専門化と産業化のレベルを向上させる」と述べました。（牟、吉野）暮らし・経済へ