シリアで化学兵器が使われたとされる問題で、国連の調査団が現地時間の18日午後、シリアの首都・ダマスカスに到着しました。調査は19日から行われる予定です。
調査団は20人の専門家からなり、スウェーデンの科学者であるアキ・シュルストーム氏が責任者を勤めます。国連の発表によりますと、調査団は、今年3月19日に化学兵器による攻撃が行われたハーンアサルを含むシリア国内の3カ所を調査することになっており、この調査は2週間にわたるということです。
この半年、化学兵器の使用疑惑をめぐってシリアの政府と反体制派がそれぞれ相手を非難していますが、これまで国際機構が認定した調査団による調査がなかったため、真相は明らかにされていませんでした。(劉叡)国際・交流へ
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