日本公明党の山口代表は6日、靖国神社へ参拝しないよう日本の政治家に呼びかけました。

　報道によりますと、山口代表は当日広島市で記者団に、これまで日本の政治家の靖国参拝により、「外交上の問題を起こした過去の経過がある。そうした事態を招かない賢明な対応が政府には求められる」と述べました。

　また、安倍首相はこの日午前、同じく広島市で記者会見し、終戦記念日の靖国神社参拝について「私が参拝するか、しないか、この場で答えることは控える」と述べた上で、閣僚の参拝に関しては「私人として参拝するかどうかは、心の問題であり、自由だ。行けとか、行かないとか、求めない」と語り、個々の閣僚の判断に任せる考えを示しました。

　なお、安倍内閣の古屋国家公安委員会委員長、稲田行政改革担当大臣などは8月15日に靖国神社を参拝することを明らかにしています。（閣） 国際・交流へ