事件調査グループの責任者は7日の記者会見で初めてフィリピンの調査結果を発表し、「公務船の指揮官が事件現場の映像をカッティングしたことがある」と明らかにしました。また、台湾漁船が先にフィリピンの公務船に向けて衝突しようとしたために、銃を発射したというフィリピン警備隊の主張に対して、「警備隊員の話以外に、台湾漁船がフィリピンの公務船にぶつけようとする確固たる証拠がない」としています。
フィリピン国家調査局の責任者は「台湾漁民が射殺された事件は殺人事件だ。事件に関わる海上警備隊員は自らの命が明らかに脅威を受けたことを証明できない」と指摘しました。フィリピン警備隊の規定によれば、自らの命が「深刻かつ緊迫した脅威」を受けた状況の下で銃などの武器を使用することができるということです。(Katsu) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |