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 EU貿易担当委員「貿易紛争解決には誠意が重要」

2013-07-30 11:26:26     cri    

 EU・欧州連合のデ・ヒュフト貿易担当委員は29日、「EUと中国の貿易額は大変大きく、貿易紛争が起きるのも当たり前のことだ。肝心なことは誠意をもって公平な対話を強化することだ」と語りました。

 デ・ヒュフト貿易担当委員はこの日の記者会見で中国製太陽光パネルをめぐる貿易摩擦で双方が価格約束で合意したことの詳細を公表しました。

 「欧州委員会はなぜこれまでの法外な価格要求と強硬な態度を止めたのか」という記者の質問に対しデ・ヒュフト委員は、「欧州の太陽光パネルはまだ輸入に頼る部分が大きい。EUは欧州の太陽光発電メーカーを守ると同時に、欧州の輸入企業と消費者が低廉な中国製太陽光パネル製品を享受できるよう保障する必要がある」と述べました。

 EUが太陽光パネルをめぐる貿易交渉で中国に屈伏したという一部欧州メディアの報道に対して、デ・ヒュフト委員は賛同できないとしたうえで、「価格約束が実施されれば、欧州の太陽光パネル製品のサプライヤーは適切な保護を受けられる」と述べました。また、欧州の一部太陽光発電メーカーからの批判に対してデ・ヒュフト委員は、「価格約束に合意したのは、欧州の太陽光発電メーカーがいかなる価格でも商品が売れることを確保するためではない。これは市場経済であり、欧州の太陽光発電メーカーも自らの競争力を高めなければならない」と話しました。

 この価格約束協定の有効期間は2015年末までだということです。デ・ヒュフト委員は協定の草案はすでに欧州委員会に提出され、8月2日の正式採択を予定していると明らかにしました。(Yan、大野)国際・交流へ

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