米政府がEUの関連施設を盗聴と監視の対象にしていたという「プリズム」事件が、EUとアメリカの世界最大の自由貿易区建設のプロセスへ影響を与えると懸念されていましたが、ドイツの斡旋により、EUは3日、計画通りに今月の8日に「環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)」の交渉を始めることを決めました。
また、EUはこの事件が悪影響を与えないよう、専門家グループを派遣し、アメリカと交流と協議を行うと決めました。
アナリストは、「ドイツを含む多数のEU加盟国は、アメリカとの自由貿易協定交渉の延期を望まない。それは、経済が低迷しているEUが、新しい成長の原動力を見出したいからだ」としています。(玉華、高橋) 国際・交流へ
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