中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」は10日、「防衛白書、日本の新たな自惚れショー」と題する社説を発表し、「中国脅威論」を煽っているとして強く非難しました。
社説は、「日本政府は日米同盟を基軸に島嶼防衛を強化していく方向性を打ち出し、自らの思いあがりを余すところなく示した。日本は、その強硬的立場をとり続ければ中国は手の施しようがないと考えており、中国がグローバル戦略を以って日本との争いで生まれた局部的な感情を犠牲にするほかはないと思い込んでいる。また、日本は、日米軍事同盟を強く信じ込み、中日関係が緊張すればするほど日米同盟の力は凝縮し、肝心な時に中国を圧迫できると妄想している。耳障りな日本の政治家の叫び声は、国のその焦りと恐れを伝えている。中国がこれまで通りに発展して行きさえすれば、中国人は悠然とした態度で、島国にいる一部の者の絶望に瀕する姿や絶望的心理を隠すための大げさな芝居を見ることが出来るだろう」と述べています。(ZHL、吉野)
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