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 中国、歴史を正視するよう安倍首相に求める

2013-07-08 18:13:03     cri    
 中国外務省の華春瑩報道官は8日北京で、「当時の日本軍国主義の対外侵略と殖民地支配には動かぬ証拠がある。歴史に対する日本側の正しい態度は、原則なしの『誇り』を持つのではなく、侵略の歴史を正視し、これを反省することだ」と語りました。

 これは華春瑩報道官が、記者会見の席上ある記者から、日本の共同通信社が7日、日本の安倍首相は歴史問題について、「各国が自国の歴史に誇りを持っているのだから、お互いに尊重しあうのが重要だ。これを外交カードに使うのは間違っている」と報道したことに対するコメントを求められて答えたものです。

 華報道官は、「中国はこの言論に驚きを感じている。昨日は日本が中国への侵略戦争の全面的な開始のきっかけとなった『七・七事変』(盧溝橋事変)の76周年記念日だ。当時の日本軍国主義の侵略拡張と殖民地支配はアジアの隣国に深刻な被害を与えた。これには動かぬ証拠があり、これを覆すことは出来ない。日本側は歴史に対して、原則なしの『誇り』を持つのではなく、侵略の歴史を正視し、これを反省すべきあり、歴史問題をアジアの被害国の人々の感情を刺激し、傷つける道具として使うことを止めるべきだ。中国側は。日本側にも国際社会の正義の声に真剣に耳を傾け、歴史に誠実に直面するよう改めて日本側に忠告する」と強調しました。(白昊)

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