中国中央人民放送局「グローバル報道ネットワーク」の放送によりますと、今年1月に南京大虐殺記念館を見学した日本の鳩山由紀夫元首相はこの26日から再び中国を訪問しています。北京で中日関係フォーラムに出席するほか、清華大学で講演することになっています。
中国訪問に先立って、鳩山氏は日本の政界に大きな波紋を起こしました。つまり、東京で香港のフェニックステレビの取材に応じた際、中国が領有権を主張する釣魚島問題について、「中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方がない」と述べたことです。
鳩山氏のこの発言は日本の政界などから強く非難されましたが、中国の清華大学現代国際関係研究院の副院長でもある劉江永教授は、「鳩山氏の発言は有力な証言となる。今、このような理知的な見解は少なく、でたらめな言論が広がっていることは日本の深刻な右翼化傾向を物語っており、これが中日関係を迷路に導いているのだ」と指摘しました。(ZHL)
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