上海協力機構加盟国国防相会議がキルギスの首都・ビシュケクで開かれました。カザフスタン、キルギスタン、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンから国防省の高官が会議に参加し、中国国務院委員である常万全国防相も代表団を率いて会議に出席しました。

　今回の会議は上海協力機構の輪番議長国であるキルギスの国防相が主催したもので、参加国の国防相は当面の地域・国際情勢の下における加盟国間の国防・安全保障分野での協力について意見を交わしました。これと同時に、各国国防相は上海協力機構の加盟国の国防機構が共同努力を通じて新しい試練と脅威に対応し、対テロ合同軍事演習「ピース・ミッション」を継続していくことで合意しました。

　このほか、会議は去年4月に開かれた北京国防相会議以降に収めた成果をまとめ、「上海協力機構加盟国国防省2014年－2015年協力計画」を可決し、「上海協力機構加盟国国防省会議共同声明」に署名しました。（HJ）国際・交流へ