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 上海協力機構首相会合、中国は経済協力強化を提案

2011-11-05 20:47:47     cri    
 上海協力機構第10回政府首脳(首相級)会議の開催を前に、中国の李輝ロシア駐在大使は4日、モスクワで、中ロメディアの合同取材に対して、「域内の経済協力の推進が今回の会議の重要な任務だ」と語りました。

 李大使はその中で、「中国は、域内の貿易投資円滑化プロセスを積極的に推し進め、適切な時期に、メンバー国間の自由貿易区設立の可能性に関する合同研究を推し進めていくこと、非資源分野における経済技術協力を促すこと、融資チャンネルの多元化をはかり、上海協力機構開発銀行の設立を積極的に研究すること、域内の商工企業の交流と協力を推し進めていくことを提案している」と明らかにしました。

 李大使はさらに、「現在、世界の経済と政治に深刻で複雑な変化が起きている中で、中ロ両国は上海協力機構の重要なメンバー国として、域内ひいては世界全体の平和と発展を促進する上で重要な役割を担っている。温家宝首相が今回の会議に出席するが、これは、中ロ双方がこの枠組み内での緊密な連携と戦略的協力の強化をすることに役立ち、中ロの善隣友好協力関係の更なる発展につながっている。地域の安定と繁栄にはこれにより、新しい原動力が注がれるに違いない」との考えを表明しました。(Yan、大野)国際・交流へ

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