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 中国外務省、米の香港政府への疑いは間違っている

2013-06-25 20:50:19     cri    

 米国国務省関係者の「中国中央政府の同意がなければ、香港特別行政区政府はエドワード・スノーデン氏の出国に同意するわけがない」という発言を受け、中国外務省の華春莹報道官は25日北京で、「香港特別行政区政府が法に依拠して仕事をしているのを、米国が疑うのは道理に合わない。米国の中国政府への非難には根拠がなく、中国として受け入れることはできない」と表明しました。

 なお、ある米国人が、「スノーデン氏は何故かインターネットも情報の自由もない国を逃亡先に選んだ。アメリカの情報活動は合法的なもので、インターネット上の機密を盗むこととは異なるものだ」と述べたことに対して華報道官は、「今になっても米国にまだこんなことを言う人間がいることは奇怪なことだ。このような人々にはまず鏡で自らの姿を見てもらい、自分の行いをしっかり管理してほしい」と発言しました。

 サイバーセキュリティ問題について、華報道官は「中国の立場は明確で一貫している。中国はいかなる形のサイバー攻撃にも反対し、この問題でダブルスタンダードを設けることに反対している。サイバー空間には協力と国際ルールが必要だ。各国が相互尊重、相互信頼の精神に則って、積極的に対話と協力をし、ネットワークの安全確保問題を適切に処理することで、サイバー空間の平和と安定を共に守っていく必要がある」と話しました。

 さらに、スノーデン氏の事件が中米関係にもたらすマイナスの影響について華報道官は、「中米関係について、中国の立場は一貫して明確だ。中米関係の健全かつ安定した発展の維持は両国および両国民の根本的利益に合致している。また、アジア太平洋地域ひいては世界の平和、安定と発展にもプラスとなっている。中国が米国に望むのは、中国と共に両国首脳が合意した重要な共通認識の履行に努力し、対話と協力を強化し、摩擦と食い違いを抑え、中米関係が絶えず新しい進展を成し遂げるよう推進することだ」と話しました。(Yan、大野)

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