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 外務省、シリア問題で「さらなる軍事化の回避を」

2013-06-14 18:59:33     cri    

 アメリカ政府は情報機関の分析を基に、シリア政府が去年、小規模だったが化学兵器を数回使用したと判断し、シリア反体制派への軍事的支援を拡大することを発表しました。これを受けて、中国外務省の華春瑩報道官は14日、シリア問題の関係各側に対して政治解決プロセスを推進し、シリア危機をさらに軍事化させる行動を避けるよう求めました。

 華報道官は「最近、シリア問題の政治解決プロセスには前向きな兆しが見られており、国際社会はシリア問題を協議する新たな会合の準備をしている。この会合が開催されるよう、関係各側は機会を逃さず、同じ方向を目指し責任を持って取り組んでほしい」と述べました。また「化学兵器に関する中国の立場は一貫した明確なものだ。化学兵器の使用は誰であろうと断固反対する。シリアの化学兵器問題を調査する国連のグループが国際法や安保理決議に基づき、客観的かつ公正な調査を行うよう期待する」と話しました。(鵬、吉野)

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