マレーシアのパラニベル天然資源環境相は24日、「マレーシアとシンガポール政府は煙の被害問題について話し合う地域会議を前倒しで開催するよう提案した」と述べました。
マレーシア、シンガポール、インドネシアなど東南アジア5カ国は8月下旬に閣僚級会議を開催し、数カ国に影響を及ぼしている煙による大気汚染について話し合う予定になっていました。パラニベル天然資源環境相の声明によりますと、マレーシアとシンガポールは来月の初めに行うよう呼びかけましたが、その他3カ国の返事を待っているということです。
このほど、シンガポールとマレーシアの一部の地区が煙の被害に見舞われています。この煙による被害はインドネシア・スマトラ島の焼畑農業が原因とされており、マレーシア半島にも影響しています。今年は焼畑に加えて雨の少ない日が続き、煙による汚染が例年より深刻になっています。
マレーシアのナジブ・ラザク首相は23日、マレーシア南部地区に非常事態宣言を発令しました。 (HJ)国際・交流へ
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