新疆ウィグル自治区を訪問中の駐中国EU・欧州連合代表部のマーカス・エーデラー代表は「EUは都市化プロセスにおけるエネルギーの持続可能な利用の経験を新疆と共有しており、より多くの企業をウルムチのクリーンエネルギー開発・利用事業に誘致する」との考えを示しました。

　エーデラー代表はクリーンエネルギーの活用におけるウルムチの努力と成果に期待感を示し、「欧州投資銀行が5000万ユーロを融資し、ウルムチの住宅地におけるエネルギー効率面の改造を行う。このプロジェクトは、住宅地の保温効率を高めることでエネルギーの消費を削減する。同時に、この融資は水資源の処理や都市ゴミの処理などのプロジェクトに用いられる」と述べました。

　また、中欧クリーンエネルギーセンター（EC2）が17日からウルムチ市でモデルプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、新疆金風科学技術有限会社が開発した風力発電と太陽光発電設備の産業化建設プロジェクトです。（hj　NM）　暮らし・経済へ