中国工業情報化省の周長益省エネ総合利用局長は、「2013年、中国は単位工業付加価値あたりのエネルギー消費量と二酸化炭素(CO2)排出量をそれぞれ5%以上、単位工業付加価値あたりの用水量を7%削減し、工業固型廃棄物の総合利用率を2ポイント高めることを目指す」と明らかにしました。
周局長によりますと、2013年、中国工業における省エネと総合利用の重点としては、省エネとグリーン成長に関する特別活動、末端のエネルギー使用製品の効率アップ、クリーン生産の推進、節水型企業の建設促進などが含まれるとのことです。
周局長はまた、「今年、中国は循環型経済と資源の総合利用を推進し、モデル企業を選んで、主要工業固型廃棄物の総合利用を重点に、資源の再生利用に関する業界進出の管理を強化する。さらに、非鉄金属の再生利用モデルプロジェクトを構築し、内燃機関や工作機械、発電機の再製造モデルプロジェクトを実施する」と述べました。
データによりますと、2008年から2012年までの5年間、中国では一定規模以上の工業企業(国有企業と年間売上高2000万元以上の非国有企業)の単位工業付加価値あたりのエネルギー消費量は計30%削減され、主要工業固型廃棄物の総合利用率は全体で約9.2ポイント高められました。(ヒガシ、大野)暮らし・経済へ
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