このランキングはドイツのライプツィヒで発表されたもので、中国国防科学技術大学が開発した「天河2号」はピーク値の計算速度が1秒間に5京4900兆回、継続計算速度が一秒間に3京3900兆回の性能をもってトップとなりました。中国にとって、2010年「天河1号」が初めて首位になったのに続き、今回は二回目の首位となります。
スパコン「天河2号」は170の筐体((きょうたい)からなっており、1時間あたりの計算量は13億人が計算機で1000年計算する分に相当します。また、図書に直せば、一冊10万字の図書を600億冊貯蔵できます。前回の世界トップである米国のスパコン「タイタン」に比べて、「天河2号」の計算速度はその2倍となっています。
「天河2号」はすでにバイオ医薬、新素材、エンジニアリングデザインとシミュレーション分析、天気予報、気候シミュレーター及び海洋環境研究、デジタル・メディアとアニメ・漫画の設計など多様な分野に応用されており、数多くのユーザーにサービスを提供し始めています。
なお、「天河2号」は今年下半期に広州にあるスパコンセンターに据え付けられる予定です。(Yan)暮らし・経済へ
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