中国の習近平国家主席は3日、コスタリカの首都・サンホセで、国会のメンドーサ議長および各政党の代表と会談しました。
習主席は、「コスタリカの国民は国情に合った発展の道を堅持している。今後この道で、新しくより大きな成果を絶えず収めていくことを中国は祈っている」と強調した上で、「コスタリカと手を携えて、各分野における協力を全面的に推し進め、両国国民により充実した福祉をもたらしたい」と述べました。
また、両国の立法機関の交流について、「両国の立法機関が引き続き交流を保ち、政治制度と国家統治の経験について交流しあうことを望んでいる。コスタリカの議員は中国を訪れ、中国の歴史と現実そして発展の道を理解するとともに、中国人が奮闘する目標を理解してもらいたい。両国国民の相互信頼と友情の深化、両国関係発展の推進のために、より貢献することを期待する」と述べました。
これに対してメンドーサ議長は、「両国は遠く離れているが、両国民はずっと昔から交流してきた。コスタリカには19世紀から中国の移民が入って暮らしており、現地住民と良好な関係を保ち、コスタリカの経済・社会の発展に大きく貢献してきた。両国は国交樹立後6年間に交流と協力で大きな成果を収めている。習近平国家主席の訪問は、コスタリカとの関係を発展させる中国の意欲を表している。今回の訪問で両国国民の友情が深まり、両国関係が推し進められるに違いない。コスタリカの国会は、中国の全国人民代表大会との交流を強化していきたい」と強調しました。(朱丹陽 大野)
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