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 卓南生氏の「日本的乱象与真相」、北京で出版記念会

2013-06-03 15:22:53     cri    


卓南生氏の文集

 6月2日、北京大学の客員教授を務める卓南生氏の文集・「日本的乱象与真相(日本の混乱と真相-安倍から安倍まで)」の出版記念会が北京大学で開かれました。

 卓南生氏は文集の中で、日本は2006年から2012年までのわずか6年で首相が6人も交代したことに触れ、表向きは自民党政権と民主党政権の政権交代があったが、この2党の本質は同じであると語っています。さらに「日本の政治には混乱した現象がみられるが、この混乱にはある種の秩序がある。それは日本の政界が右翼化し、平和憲法の改正に向け準備を整える動きが明らかになっている」と分析しています。

 
出版記念会の様子

 今回出版された「日本的乱象与真相」には2006年から2012年までシンガポールの聯合早報などに掲載された卓南生氏の時事評論などのほか、中国の新聞に掲載された卓南生氏への取材記事なども収められています。

 この日の出版記念会には、北京大学、中国伝媒大学、人民大学の学者のほか、中国国際放送局、人民日報、新華社通信、中国新聞社などの記者も出席しました。


卓南生氏

 卓南生氏の経歴

 1942年シンガポールに生まれる。1966年に日本へ留学。早稲田大学政治経済学部新聞学科卒業。立教大学大学院社会学研究科博士課程修了。1973年帰国し、「星洲日報」論説委員、「南洋・星洲聯合早報」論説委員を歴任。1989年東京大学新聞研究所助教授。1994年龍谷大学教授となり、現在、龍谷大学名誉教授。2010年から現在まで北京大学客員教授などを務める。(文・写真:任春生)国際・交流へ

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