中国の習近平国家主席は27日、北京で、ウルグアイのムヒカ大統領と会談した際、「中国はウルグアイとの交流や協力を強化し、共通の課題に対処し、中国とウルグアイとの関係を更に着実に深く推進していきたい」と明らかにしました。

　習主席は「中国とウルグアイは国交樹立からの25年間、相互尊重、平等互恵を堅持し、遠く離れ、国の状況の違いもある国家が友人となり、仲間になって、発展途上国による団結協力の手本にもなった。双方は全面的な交流を強化し、確実な措置を通して、両国経済貿易協力5カ年計画を成し遂げ、自動車製造、電信、金融、化学工業などの分野での既存プロジェクトをうまく実行し、相互投資協定を調印し、貿易製品の多様化を促進し、農牧業の交流や協力を展開すべきだ。それと同時に、国際及び地域情勢において協調と協力を強化し、発展途上国の代表性と発言権を増やす」と指摘しました。

　会談後、両首脳は共に経済・貿易、教育、通信などの分野での両国協力文書の調印式に出席しました。（白昊、山下）