ロシア外務省公式サイトが14日声明を発表し、スパイ活動をしていた疑いで、ロシア駐在米国大使館の職員の身柄を拘束したことを明らかにしました。また、ロシア外務省は15日、マクフォール米国大使を呼び説明を求めました。
ロシア連邦安全局によりますと、米国のCIA・中央情報局の職員であるライアン・フォグル3等書記官はモスクワ時間14日未明、ロシアの情報機関員に対し米国側への協力を求めようとしたところ、ロシア連邦保安局に拘束されました。拘束された際、スパイ用の道具や多額の現金を持っていたということです。
ロシア外務省はマクフォール米国大使に抗議し、フォグル書記官の国外退去を求めましたが、今のところ、米国からの返事はないということです。(万、山下) 国際・交流へ
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