ロシアのラブロフ外相は17日トルコを訪問し、トルコのダウトオール外相と会談しました。ラブロフ外相は会談後の記者会見で、「シリア問題の主要な課題は政権の交代ではなく、衝突の関係各方面が無条件に停戦することだ」と述べました。
ラブロフ外相は「シリア反体制派と政府との対話を希望するか」という質問に答えた際、「シリアの関係各方面による無条件の停戦を促さなければならない。政権の交代を衝突解決の先決条件にすれば、より多くの罪なきシリア人が犠牲になる」と述べました。
この週末にまもなくイスタンブールで「シリアの友」加盟国会議が開催されますが、ロシアは今回会議にずっと批判的な態度を取っています。この会議がシリア問題の解決にプラスになるかどうかについてラブロフ外相は、「シリアの国民が問題を理性的に解決するよう希望する。シリア衝突の双方がジュネーブ条約の枠組み内で対話するよう国際社会は促すべきだ」と強調しました。(玉華)国際・交流へ
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