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 震災後の人生――四川大地震5周年

2013-05-12 13:04:38     cri    

 2008年5月12日午後2時28分、中国中西部の四川省でマグニチュード(M)7.9~8.0の大地震が起きました。同年8月4日までに死者6万9207人、負傷者37万4468人、行方不明者1万8194人が確認されています。

 それから5年。震災後の四川にとっては長い再建過程のほんの一部が始まったにすぎません。でも強く明るい四川の人々にとって、それは新しい人生を始めるには十分な時間です。

 2008年5月13日朝、四川省北川県で救出された3歳の朗争さんが右手を挙げ、担架を担ぐ8名の兵士に敬礼したことが、全国の人々を感動させました。8歳になった朗争さんは現在、四川省綿陽東辰国際学校の2年生です。

 2013年5月9日、四川大地震記念館の国旗掲揚式で、朗争さんは再び右手を上げ、かつての救援隊の人々に敬礼しました。

 


足のない平泳ぎチャンピオン

 2008年5月12日、代国広さんは北川高校の3年生で、将来は安定した仕事につきたいと思っていました。しかし、地震は彼の2本の足を奪ってしまいました。それから5年、代さんは全国身障者水泳選手権大会の100メートル平泳ぎで優勝、100メートル背泳ぎで3位となり、ロンドンパラリンピックの代表選手となりました。代さんは日記に、「地震で両足をなくしたが、災難の試練は私に強い翼をくれた」と書いています。


遅れた結婚式

 楊正傑さんと楊麗さんは2008年の年末に結婚式をあげる予定でした。しかし四川大地震で彼らの故郷は廃墟になってしまいました。5年後の2013年4月15日、30歳を迎えた2人は、四川省綿陽市北川のニュータウンに再建された新しい家でようやく挙式の日を迎え、新郎の楊正傑さんが新婦の楊麗さんを迎えに来ました。暮らし・経済へ

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