アメリカ国防総省は2日に、初めて朝鮮の軍事力に関する年次報告書を発表し、「朝鮮はアメリカの安全にとって脅威」と述べました。
アメリカは2012 会計年度国防授権法で国防総省に毎年、朝鮮の軍事力に関する報告書を議会に提出することを求めました。この規定に基づきヘーゲル国防長官は2日、2012年の朝鮮の軍事と安全発展に関する報告書を提出し機密内容ではない部分を公表しました。
報告は「朝鮮は依然としてアメリカにとって東北アジア地域にあるもっとも厳しい脅威の一つである。朝鮮は挑発し、地域の安定に影響を与えるほか、核兵器と弾道ミサイルの開発を求め、国連安全保障理事会の決議を無視している」と指摘しました。
世界に注目されている朝鮮の核問題について、報告では「朝鮮は核技術と弾道ミサイルの開発を求めている。例えば、2012年に中距離弾道ミサイル『ムスダン』を示したほか、弾道ミサイル『テポドン2号』を発射した。さらに今年2月に3回目の核実験を行ったことなどがあげられる」としています。(Yin、吉野) 国際・交流へ
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