アメリカの国際宗教自由委員会・USCIRFが「中国での宗教の自由がこれまで1年間に著しく悪化した」と批判したことを受けて、中国外務省の華春瑩報道官は2日の記者会見で「中国の国民は法によって充分な宗教信仰の自由を享有している」とした上で、アメリカの国際宗教自由委員会が宗教などの問題で中国の内政に干渉することをやめるよう求めました。
華報道官はまた「アメリカは中国国務院報道弁公室がこのほど発表した『2012年米国人権記録』にしっかり目を通し、自己が抱えている様々な問題を反省し、他国の状況に無闇に口を挟むようなことをやめるべきだ」と強調しました。
なお、アメリカの国際宗教自由委員会は4月30日に年度報告を発表し、「中国の宗教信仰の自由はこれまで1年間に著しく悪化した」として、中国を「特別に注目すべき国」リストに組み入れるようアメリカ政府に提案しました。
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