四川省政府の鍾勉常務副省長は25日に国務院報道弁公室が開いた記者会見で、24日の午後6時時点で四川省蘆山県で発生した地震による死者は196人、行方不明者は21人となったほか、負傷者は13484人に上り、そのうち重傷者は995人で全省の被災者は200万人あまりとなったことを明らかにしました。
鍾勉常務副省長は現在の状況について「今回の地震は規模が大きかったため被災範囲が広い。余震も続いているため救助は難航し、地質災害の潜在的なリスクも厳しい状態にある」と救助の難しさを述べました。その上で「救助活動は人命を第一に、一刻を争って行った。瓦礫の中から合わせて475人を救出し、29万5000人を避難させた」と述べました。現在、被災地では県内の主な送電網の電力供給はすべて復旧し、中断されていた16の郷と鎮の通信も回復したということです。(李陽、吉野) 暮らし・経済へ
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