中国海軍第13次護衛艦隊は13日午後、モロッコのカサブランカ港を出発し、5日間にわたる初のモロッコ友好訪問を円満に終えました。

　期間中、中国海軍艦隊指揮官の李暁岩少将はモロッコの軍政要人をそれぞれ訪問し、この4年間の中国海軍護衛艦隊のアデン湾やソマリア沖での護衛活動と現在の海賊取締りの情勢を紹介した上で、両国国民と両軍の交流と協力の強化について会談しました。

　今回の訪問がちょうどカサブランカ港建設百年の祝典にあたったため、艦隊の「黄山」と「衡陽」が地元の市民に開放されました。

　これまでに中国海軍第13次護衛艦隊はマルタとアルジェリアを訪問し、この後、引き続きポルトガルとフランスを訪問する予定です。（玉華、大野）