中国の習近平国家主席は8日海南省のボアオで、ボアオ・アジアフォーラム2013年年次総会に出席中の国内外の企業家代表32人と懇談しました。席上、習主席は、「中国は断固として改革開放を推し進め、発展モデルの転換に拍車をかけ、対外開放の政策を堅持していく」と強調しました。

　習主席はまた、「中国は今後もかなり長い間、発展の上昇期が続き、工業化、情報化、都市化、農業近代化が大きな国内市場を切り開いていくだろう。今後、中国は発展の焦点を質と効率の向上に絞り、グリーン発展、循環発展、低炭素発展に大きな力を入れていく」と述べました。

　さらに、「中国の市場環境は公平なものだ。中国大陸部で登録した全ての企業は中国経済の重要な構成部分だ。また、中国の外資政策に変化はなく、法に基づいて外資系企業の合法的な権益を守っていく。今後、中国は絶えずサービスの能力とレベルを高め、各国企業に投資、起業のより良い環境や条件を提供していく。各国企業家は中国での発展チャンスをしっかりつかみ、より良い発展を果してほしい」と期待を寄せました。（04/08　Lin、大野）