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 習近平主席、国連総会議長らと会談

2013-04-08 18:04:52     cri    

 中国の習近平国家主席は8日海南省のボアオで、第67回国連総会のビュック・イェレミッチ議長、IMF・国際通貨基金のラガルド総裁、アメリカのビル&メリンダ・ゲイツ財団のビル・ゲイツ会長とそれぞれ会談しました。

 イェレミッチ議長に会った際、習主席は、「世界平和の維持における国連の責任は重大であり、平和発展、協力互恵の促進に大きな役割を果している。中国は世界平和の維持と共同発展を図る推進力であり、国連憲章やその主旨、原則を断固として守りながら、異なる文明間の対話と交流を推し進めている。また、国連が途上国の発展を援助し、グローバルな経済管理メカニズムの健全化を図り、新興市場諸国や途上国の代表性と発言権を拡大させていくことを望んでいる」と述べました。

 IMFのラガルド総裁との会談で習主席は、「世界は根本的な調整期にあり、多くの不安定かつ不確実な要素に直面している。国際社会は共に手を携えて困難を乗り越え、協力を進める必要がある」と述べた上で、三つの提案をしました。第一に、マクロ経済政策の協調を強化し、成長の維持に取り組み、安定を守りながら雇用を拡大すること。第二に、発展問題に注目し、途上国の貧困撲滅を支援しながら、持続的な発展を促すこと。第三に、世界経済の重大かつ差し迫った問題に焦点を絞り、関連諸国は当面の発展と長期的な発展、および自国の政策と国際的な責任の関係をうまくバランスさせることです。

 ビル・ゲイツ会長との会談で習主席は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団が中国の関係組織と、エイズや結核病の予防、禁煙推進、バイオ医薬の開発などで良好な協力を進めていることを賞賛した後、「中国はイノベーションの理念に基づき、革新を奨励支持している。ビル&メリンダ・ゲイツ財団との協力を深め、イノベーションの精神を生かして、人類の健康促進に大きな役割を果し、より多くの人々に恩恵をもたらすことを願っている」と期待を寄せました。(04/08 Lin、大野)

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