アメリカ国防総省は7日、朝鮮との軍事情勢の深刻化を避けるため、大陸間弾道ミサイル（ＩＣＢＭ）「ミニットマン３」の発射実験を延期することを明らかにしました。

　今回の発射実験は今週、カリフォルニア州の空軍基地で行われる予定でした。関係筋によりますと、アメリカのヘーゲル国防長官は今回の発射実験が当面の危機をさらにエスカレートすることを懸念し、来月以降に延期することを決定したということです。

　またアメリカのメディアと学界は、中国との意思疎通と協力を強化し、朝鮮半島の緊張情勢を緩和させ、朝鮮半島の非核化という目標を実現するようオバマ政府に呼びかけています。またアメリカのケリー国務長官は12日から14日にかけて韓国、中国、日本を訪問する予定です。（HJ、吉野）国際・交流へ