中国の習近平国家主席は6日、海南省三亜市で中国公式訪問と博鰲(ボアオ)アジアフォーラム2013年年次総会への出席のため中国入りしたカザフスタンのナザルバエフ大統領と会談を行いました。両国の元首は今後も引き続き密に交流を保ち、中国・カザフスタン関係の将来に向けた発展を共に計画し、両国の協力を絶えず進めていくことで合意しました。
習近平国家主席はその際、「中国は対カザフスタン関係を中国の外交の優先的地位に据えている。双方は将来に目を向け、経済・貿易協力をしっかりと計画し、エネルギー協力を深め、石油・ガスパイプラインとガス田プロジェクトの実施に全力を尽くす必要がある。また、国境を跨いだ二本目の鉄道の輸送力を存分に発揮し、"中国西部―欧州西部"を結ぶ道路の整備を推し進め、国境線沿いの通商地点や空路の増設、交通分野の協力を全面的に推進していくべきだ。双方は農業、相互投資、金融などの分野での協力を積極的に開拓し、中国・カザフスタン隣接地区協力計画綱要の制定を急ぎ、地方レベルの協力を強めていかなければならない」と話しました。
ナザルバエフ大統領はこれに対して、「カザフスタンは中華民族の偉大なる復興の実現という中国の夢の実現を断固として支持する。カザフスタンは中国と引き続き密接なハイレベル往来を保ち、エネルギー、交通、農業などの分野での協力を深め、上海協力機構、アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)などの枠組み内で協調と協力を強め、地域の平和と安定を共に維持していきたい」と話しました。(Yan、中原)
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