中国の国家主席でもある習近平中央軍事委員会主席は2日午後、北京の人民大会堂で、サウジアラビアのハーリド国防次官と会見しました。
習近平主席は、席上「中国とサウジアラビアが1990年に国交を樹立して以来、両国関係は全面的、かつ急速に発展してきた。国際事務の中でも双方は緊密な協議と協調を保った。中国側はサウジアラビア側との友情を非常に重視し、サウジアラビア側と共に努力して両国関係の発展を推し進めていきたい」と述べました。
習主席は、また「ここ数年、両国の軍事分野での交流と協力は絶えず強まり、良好な発展の勢いを呈している。現在の情勢の下で、両国の軍事協力を強化することは両国関係の発展に有利になるだけでなく、世界と地域の平和と安定にもプラスとなる。両国の軍隊が共に努力して協力分野を拡大し、両軍の関係をより高いレベルに引き上げるよう期待する」と述べました。
これに対してハリード次官は、「サウジアラビアと中国の間には固い友情がある。双方は世界と地域の平和と安定を維持することに一貫して力を尽くしている。サウジアラビアは中国との関係を非常に重視し、双方の友好協力を一層深めていきたい」と述べました。(玉華)
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