先月、海外のダライラマ集団が中国国内で焼身自殺を強要、扇動し、2人が死亡する事件がありましたが、このほど四川警察は旦巴降措(32歳)を事件の容疑者とし、関係国に捜査協力を要請しました。
2013年2月19日にアバ州で3人の少年が焼身自殺を図り、15歳と16歳の2人が死亡しました。
四川省警察はこの事件の容疑者が亡くなった15歳の少年の義理の叔父・旦巴降措であることをつきとめました。旦巴降措は海外にいるダライラマ集団「チベット独立」組織の「報道連絡グループ」のメンバーで、長期間にわたり少年と連絡をとり、「チベット独立」の考えを教え込んでいました。2013年1月から旦巴降措は携帯電話のチャット機能を利用し、「焼身自殺した者が民族の英雄であり、インド側はあなたの名前を焼身自殺英雄記念碑に刻み、あなたのために祈祷する」と語り、焼身自殺を強要したと見られています。
他人に焼身自殺を強要、扇動、画策することは、社会に危害をもたらすばかりか、他人の命を故意に奪う犯罪行為でもあります。中国警察は、国際警務協力ルートを通じて、関係国に容疑者の捜査協力を求めました。(ooeiei、吉野)暮らし・経済へ
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