中国の楊潔チ外相は9日に北京で、「朝鮮半島の核問題を適切に処理し、半島の平和と安定を維持し、混乱や戦争の発生を防ぐことは各関連方面の利益に合致し、各方面の共通の責任でもある」と示しました。
楊外相は「朝鮮が3回目の核実験を行ったことが半島の情勢を再び緊張させた。中国はこのような状況を望んでいない。国際社会は安保理第2094号決議で、核実験に反対する立場を表明した。対話と交渉などの平和的手段を通じた問題の解決を約束し、6カ国協議の再開を支持することを改めて表明した」と述べました。
また楊外相は「中国は始終、制裁は安保理の目的ではなく、関連問題を解決する根本的な方法でもないと考えている。表面上と根本にある問題を一気に解決し、対話を通じて全面的にバランスよく関連各方面が注目する点を解決することが、問題解決の唯一の道だ」と指摘しました。(白昊、吉野)国際・交流へ
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