現地時間28日に「シリアの友人会合」がローマで行われ、シリア反体制派を支持する数多くのヨーロッパ諸国と中東国家の代表、シリア国民連合のハティーブ議長、イタリアを訪問中のアメリカのケリー国務長官が出席しました。

　会議は声明を発表し、アサド大統領が辞任し、国家を民主政府に移行するよう求めました。ケリー米国務長官はアメリカがシリア反体制派に食糧や医療衛生用品など6000万ドルに相当する非軍事物資を直接支援することを明らかにしました。

　また同日、国連のデル・ブエイ事務総長副報道官は、ニューヨークにある国連本部で、「パン・ギムン事務総長は、シリア衝突の双方を武装させるあらゆる行為は無益であり、政治的解決がシリア危機を融解させる唯一の道だと認識している」と語りました。（白昊、吉野）国際・交流へ