米財務省が2月28日に発表したところによりますと、ジャック・ルー氏はこの日、ホワイトハウスで就任宣誓を行い正式に財務長官に就任したということです。これで再任を果したオバマ政権の経済グループは重要な一歩を踏み出したことになります。

　米上院本会議は27日に、賛成71、反対26の賛成多数でルー氏の財務長官指名を承認しましたが、反対した数人の共和党上院議員は、「ルー氏のシティグループでの経歴と担当する公務との間には、利益の衝突が存在し、彼の予算提案はアメリカ財政の持続可能性に何の助けにもならない」と述べています。（Lin、吉野） 国際・交流へ